大豆不使用の理由
はじめに
このごはんで大豆を使用していない理由は、
「大豆=危険」だからではありません。
出発点にあるのは、
体調の変化を、もっとシンプルに見たい
という考えです。
「豆腐やきなこ、豆乳などは
危険です、やめましょう!」
という文脈ではありません。
あくまでも「長期飼育を大前提」とする
設計上の戦略です。
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大豆を悪者にしたいのではありません。
長く生きるペットブタの体調管理をしやすくするため
ベースフードから外しました。
断定ではなく 予防設計 です。
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ペットブタは個体差が大きく、血統も
食べているものも、生活環境も、ばらばらです。
ただでさえこんな土台なのに獣医師が
深く学べる資料や臨床データも少ないです。
その状態で体調を崩したとき、
何が原因なのかを見極めるのは
とても難しくなります。
私はこれまでブリーダーさんや獣医師の方と
つながりがあり、必要に応じて
検査や万一の時は解剖に出す
という選択もできました。
しかしそれは手軽な手段ではありません。
本来は、そこに行きつく前に
より良い状態をつくりたい。
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そのために、このごはんでは
* 日常的に与えるベースをシンプルにする
* 変数を減らし、変化を追いやすくする
という方針を材料選定と成分設計に採用しています。
選択肢を増やす
欧米では家畜の飼料もペットフードも
* 大豆フリー
* 動物性原料フリー
といった選択肢が、
「特定の考えや体質に合わせたオプション」
として存在しています。
犬や猫、人間の食事には
「気にする人のための選択肢」があるのに、
ペットとして暮らすブタにはそれがほとんどない。
その違和感も、この設計の背景にあります。
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このごはんの大豆不使用は、
選択肢をひとつ増やすための設計です。
そして同時に、
長く一緒に暮らす中で、
体の変化に気づきやすくするための土台作りです。
生理学的側面から
■ミニブタは、犬猫とは異なる体質を持ち
特にホルモンバランスや代謝の面で、
影響を受けやすい可能性が指摘されています。
短期間では問題にならないことでも、
長期かつ大量ではじわじわと影響するかもしれない。
その「かもしれない」を減らすために、
このごはんでは大豆をベースから外しています。
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■ アレルギーと診断のしやすさ
もうひとつの理由は、アレルギーへの意識です。
皮膚トラブルや体調の変化が起きたとき、
原因追及しやすい状態を保つことが大切です。
あらかじめ要因を減らしておくことで、
「何が起きているのか」を見やすくする。
これは、飼い主さんと獣医師の両方にとって
大きな助けになります。
そのため その他の原料よりも
アレルギー源になりうるものである大豆を
思い切って主食から外すことにしました。
皮膚トラブルなど大きな悩みのない子には
おやつや補助食として大豆製品を与えることに
問題はないと考えます。
何が何でも全排除
という意味ではなく「選択」であり「戦略」です。
好きなおやつを与えられるように
そのためにも
ベースフードを限りなくシンプルにしたいのです。
食べることが大好きな豚から
あれもこれも取り上げる
厳しい食事制限を課す
など 私たちもしたくありません。

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